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歯科コラム
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オールオン4の予後を大きく左右する定期検診

これまで骨が少ないなどの理由からインプラント治療を諦めざるをえなかった人でも治療を可能にした、オールオン4。手術当日から仮歯を入れることができる、自分の歯のように食事をとることができるなど、たくさんのメリットがある人気の治療法です。しかし、素晴らしいオールオン4を長く活用したいのであれば、治療後のメンテナンスが重要になります。ここではオールオン4の手術が完了した後の経過を大きく左右する定期検診について詳しく見ていきましょう。

オールオン4の治療後のメンテナンスが重要な理由

オールオン4の治療後のメンテナンスが重要な理由

オールオン4は、一度手術を終えたらあとは何もしなくても良いというものではありません。インプラント部分は歯周病を発症しなければ生涯を通して利用することができますが、上部構造に関しては一般的に10年がひとつの目安とされています。欠けや着色、腐食が進んできたら、取り替えの時期が来たと言えるでしょう。しかし使用状況によって目安となる期間は大きく異なるもの。しっかりメンテナンスを行うことで、オールオン4の効果を長く実感し続けることができるのです。

オールオン4治療後は、定期検診を

オールオン4の手術後は、歯磨きの回数や方法のレクチャーを受けることになります。しかし、指示に従いセルフメンテナンスを行なっているつもりでも、どうしても落としきれない汚れや、見過ごしている違和感があらわれてしまうケースも少なくありません。歯医者さんによって多少期間は異なりますが、最初は手術の1ヶ月後、その後の1年は3ヶ月に一度のペース、2年目は半年に一度と徐々に間隔を開けて定期検診に行くと良いでしょう。定期検診では噛み合わせの状態や人工の歯の状態、違和感等がないかの確認をはじめ、歯垢・歯石除去等のクリーニングが行われることが一般的です。

毎日の正しいメンテナンスも重要

毎日の正しいメンテナンスも重要

定期検診では歯科医師によるチェックが行われますが。同じくらい重要となるのが毎日のセルフメンテナンスです。歯ブラシだけでなく歯間ブラシやワンタフトブラシ、ジェット水流洗浄装置等様々な器具を使って行いましょう。慣れないうちは時間や手間がかかると感じるかもしれませんが、毎日の習慣にしてしまうことでスムーズに行うことができるようになります。時間やお金をかけて手に入れた歯を、できるだけ長く使うためにも定期検診とセルフメンテナンスをしっかり併用して続けて行きましょう。またセルフメンテナンス中に違和感を覚える場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。

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